仮免許練習中徹底解説

仮免許練習中とは何でしょう?意外と知らない仮免許のルールを解説!

 

 

仮免許練習中とは一体何でしょう?

 

 

ここでは仮免許練習中の意義を紹介しています。

 

 

意外と知られていない仮免許のルールを知り

仮免許練習で失敗のないようにしましょう。

 

 

仮免許練習中とは

 

仮免許練習中とは、

教習所の卒業技能検定に合格するよう

一般公道の場に慣れるための練習です。

 

 

教習所内の練習コースでも信号や踏切など

街にある道路設備は凝縮されていますが

卒業技能検定は一般公道を使用します。

 

 

ある程度、慣れておく必要があるので

仮免許を取ったら、路上教習が始まるのです。

 

 

卒業技能検定の審査基準

 

仮免許で路上練習する前に

卒業検定で審査員が何を見ているのか

確認しておきましょう。

 

 

検定試験は100点から始まる減点方式で

70点以上で合格となります。

 

 

卒業検定減点項目表  (5点減点)

ルームミラーの確認不足 5点減点
ハンドブレーキの戻し忘れ
運転の姿勢が悪い
発進時の合図忘れ

 

 

普段から教習でやっているでしょうし

落ち着いてさえいれば問題ないでしょう。

 

 

1連の流れで体に染み込ませてください。

 

 

卒業検定減点項目表  (10点減点)

シートベルト未着用 10点減点
右左折、車の乗り降り時の確認不足
優先車に対しての判断ミス
0.3m以上 0.5m未満の逆走
若干のふらつき
路側帯に侵入
速度加速区間での加速不十分
交差点での安全確認
踏切での左右、窓開け確認不足

 

 

教習所のコースでも実線している内容ですが

制限速度は気を付けたほうがよいです。

 

 

制限速度の40kmのところを

安全運転と思ってノロノロ走っていると

 

 

周囲の交通状況に悪い影響があるとみなされ

減点の対象となってしまうのです。

 

 

今、何kmで走ればいいのか?

 

 

常に考えながら運転しましょう。

 

 

卒業検定減点項目表  (20点減点)

障害物に乗り上げて走行 20点減点
障害物に接触
大きなふらつき
0.5m以上 1m未満の逆走
車間距離の不十分
カーブ侵入時にブレーキを使う
徐行無視
一方通行道路の侵入違反

 

 

ここで1番気を付けてほしいのが

カーブ侵入前に減速しておくことです。

 

 

基本的には、カーブに侵入する前に

減速し終わっていないといけないのですが

免許を持ってるドライバーでも難しいです。

 

 

マニュアル車だと2速にギヤを落とすので

エンジンブレーキを使うことができますが

 

 

オートマ車だと減速が間に合わず

カーブに入ってるのにブレーキ踏んだままなんて

日常的に頻繁にある場面なんです。

 

 

卒業検定減点項目表  (検定中止)

青信号なのに進まない 検定中止
安全地帯に侵入
1m以上の逆走
追い越し禁止違反
同じ場所でエンスト4回
障害物に乗り上げて 1.5m以上走行
人身、物損事故の危険あり
後続車の妨害
信号無視
右側通行
踏切での一旦停止無視
停止線の行き過ぎ

 

 

どれも いけないことなのは分かりますが

検定で緊張していると

ついつい抜けてしまうことがあります。

 

 

検定中、何も起こらなければよいのですが

 

 

道路工事の片側規制や救急車接近などの異例事態も

仮免許練習中に経験しておきたいですよね。

 

 

仮免許のルール

 

仮免許でも条件がそろえば路上運転ができます。

 

 

すべての条件をクリアし、

さまざまな場面での対処法に慣れておきましょう。

 

 

仮免許証の携帯

 

ドライバーが免許を携帯するように

仮免許証を携帯する必要があります。

 

 

仮免許証は教習所で保管しているので

ほとんどの人が持ち出さないですが

 

 

個人で路上練習したい旨を伝えれば

持ち出しを許可してくれることでしょう。

 

 

無くしたり、破損したりしないようにしましょう。

 

 

同乗者がいる

 

教習所で教官が乗るように

仮免許練習中は一人で練習してはならず

3年以上の運転歴のある同乗者が必要です。

 

 

トラックの練習をするのに

普通車しか乗れない人を乗せてもダメです。

 

 

同じ車種の運転歴のある人を探しましょう。

 

 

ちなみに後部席に乗せることも禁止されています。

 

 

運転車と同乗者以外の人は乗れないのです。

 

 

仮免許練習中標識を付ける

 

車には前後にナンバープレートが付いていますが

 

 

その他に、「仮免許練習中」と書かれた

標識を見やすい位置に付けないといけません。

 

 

初心者は初心者マークを付けるように

仮免許だと分かるサインが必要ということです。

 

 

確かに練習中はなるべく寄ってほしくないので

付けることによって、

お守りのような効果がありますね。

 

 

 

仮免許練習中標識を作りたい人はこちら

↓       ↓       ↓

仮免許練習中の書き方を詳しく解説!寸法が決まっているって本当?

 

 

 

まとめ

 

仮免許練習中とは

検定に合格するよう公道の場に慣れるための練習

卒業検定の減点内容を確認しておく

仮免許でも条件がそろえば路上運転が可能

 

 

危険なリスクをしてまで個人で路上練習するからには

有意義な練習内容にしたいところです。

 

 

道路をただ走っているだけなら

教習所のコースで十分なので

 

 

あえて道路工事期間に行ってみたりとか

 

 

一方通行の多いところに行ってみるとか

 

 

単調な練習では意味がないです。

 

 

仮免許者にいろんな経験をさせたいというのは

少々、無謀な挑戦な気がしますけどね。

 

 

なるべくなら、教習所のカリキュラム内で

練習をこなすことをオススメしたいです。

 

 

 

仮免許の個人練習はいいことなし!

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仮免許の練習中に個人でやりたい!交通違反をしたらどうなるの?