仮免許を取り、いよいよ路上練習の始まりです。
教習所のコースと比べ、気をつけることをまとめてみました。
いくら公道で運転できるようになっても、まだ「仮」です。
ここでのポイントを守り、安全運転を心がけましょう!
仮免許練習中の運転で気をつけること
仮免許の路上練習中での運転で気をつけることは
以下の4点が挙げられます。
① 資格のある同乗者を乗せる
② 仮免許証を持っている
③ 仮免許練習中プレートが付いている
④ 練習できる道路である
これらのルール違反が警察にバレてしまうと
最悪、12点減点という行政処分を受けてしまい
1発で免許停止になるほどのダメージがあります。
通常の免許所持者より立場が弱いということです。
初心者だからといって、甘くみてもらえないですよ。
① 資格のある同乗者を乗せる
教習車で路上練習する場合は
助手席に教官が乗っているので問題ないですが
自家用車で練習する場合、助手席に
3年以上の運転経験のある人が乗らないといけません。
その人がペーパードライバーでも通用しますが
そんな二人が乗る車はジェットコースターより怖いです。
② 仮免許証を持っている
本来なら仮免許証は自分で携帯するものですが
大半の教習所は校内で預かっています。
教習所以外での練習がしたい場合、
仮免許証を持ち出す手続きが必要です。
渡してはもらえると思いますが
かなり念を押してくるでしょうね。
もし事故を起こした場合、本人はもちろん
教習所側も責任を問われる可能性があります。
教習所は運転を教えるプロ集団ですから
不服があるのかと態度が豹変するかもしれませんよ。
③ 仮免許練習中プレートが付いている
教習車にはあらかじめ仮免許練習中プレートが
取り付けられるよう枠が付いていますが
自家用車ではプレートを自ら用意して
指定された範囲内に貼り付ける必要があります。
プレートは大きさ、文字の種類や太さ、
色などが指定されており、
通販サイトで購入することもできますが
手作りで簡単に作ることもできます。
手作りの仮免許練習中プレートの作り方はこちら
↓ ↓ ↓
仮免許練習中のプレートの大きさ、作り方を知りたい人はこちら!
仮免許練習中プレートが付いていないと
他のドライバーからは仮免許ドライバーなのか
判別することが出来ません。
自分だって煽られたくないでしょうから
ある種の「魔除け」という意味でも
見やすい位置にハッキリ取り付けましょう。
④ 練習できる道路である
仮免許ドライバーが運転できない道路があり
高速道路、自動車専用道路、交通量の多い道路は
教官の同乗でない限り運転できません。
練習が楽な道路で運転するくらいなら
教習所のコースで十分じゃないでしょうか?
急勾配やS字クランクなんて日常にそんなないです。
つまり、仮免許に受かっているあなたは
運転の技量が十分備わっているということ。
路上練習は、いざ免許を取ったときのための
外の世界に慣れさせる準備期間です。
仮免許練習中に追い越しはしちゃダメ?
仮免許練習中の車を追い越ししても大丈夫です。
教習所の引っかけ問題でよくありますが
仮免許練習中の車の横を
追い越ししてはならないというのは間違いで
禁止されているのは幅寄せと割り込みです。
練習中に追い越しはダメ?
仮免許練習中でも追い越しは可能ですが
条件があるので気をつけましょう。
① 制限速度内である
② 車線をはみ出せるか
③ 急な操作は避ける
追い越しは車線を変えるという
運転の中ではとてもリスクのある技術です。
① 制限速度内である
追い越しは日本だと右から抜くのが基本だがら
左の車線を走っている車より早い速度で
通過することになります。
つまり、左車線の車が制限速度いっぱいなら
追い越しは出来ないということになります。
無理に追い越しする必要なんてありません。
左車線を走り、前が渋滞していても
いずれは通過できるようになるので
待っていればいいんです。
名古屋走り
愛知県に住んでると「名古屋走り」という
車線が多い区間を車間を縫うように走る
車がチラホラあります。
他府県から見るとどう思われてるのでしょうか?
私は愛知県民として恥かしいです。
別にカッコよくないと思います。
これから免許取る人は真似しないようにしましょう。
② 車線をはみ出せるか
車線の種類によって追い越し出来るか判断できます。
車線の種類
白い実線 | はみ出しての追い越し禁止 |
---|---|
白い破線 | はみ出しての追い越し可能 |
黄色の実線 | はみ出しての追い越し禁止 |
2本以上ラインがある | 自分が走行してる側のラインに従う |
ラインが実線の場合、幅が6m以上ある広い道ですが
車が2台並ぶと狭くなるので
追い越す場合は減速して注意しながら追い越しましょう。
駐車している車のドアが突然開いたり
陰から人が飛び出してくる可能性が高いです。
③ 急な操作は避ける
追い越せる状況であった場合、
周囲になるべく早く知らせてやるためにも
ウインカーの点滅は早めに行いましょう。
教本には3秒前と書かれていますが
カウントしてる余裕なんてないので
早めにウインカーを出すと考えていたほうがよいです。
右の後方から車が迫ってきている場合は
ウインカーを消し、次のタイミングを待ちます。
直前で追い越しのための車線変更は難しいので
右折や右車線に寄らなければいけないときは
前もって車線変更しておく心構えが必要です。
まとめ
① 資格のある同乗者を乗せる
② 仮免許証を持っている
③ 仮免許練習中プレートが付いている
④ 練習できる道路である
仮免許でも追い越しはできるが、無理にする必要はない
教習所のコースは難しいですが
安全は確保されています。
自主的に練習したいという気持ちは
早く自立したいという表れかもしれませんが
運転なんていつまでも慣れるようじゃものではないし
慣れたという気持ちが危険だと思います。
ハンドルを持ったときの緊張感は
いつまでも忘れずにいたいものです。
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