仮免許練習中プレートはどこに付けたらいいの?
ここでは仮免許練習中プレートを付ける場所が分かります。
プレートをつけずに練習したらどうなるのでしょうか?
ここを見てルールを守って路上練習をしましょう。
仮免許練習中プレートをつける場所
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/02/3804723_m-1-1024x683.jpg)
道路交通法でつける場所が決められており
車の前後に最低でも1枚ずつ必要で、
地上から40㎝以上120㎝未満の
ナンバーや灯火が隠れない位置となっています。
【道路交通法第87条3項】
仮免許を受けた者は、
練習のため自動車を運転しようとするときは、
内閣府令で定めるところにより
当該自動車の前面及び後面に
内閣府令で定める様式の標識を付けて
当該自動車を運転しなければならない。
【道路交通法施行規則第15条3項】
(練習運転のための標識の表示)
法第八十七条第三項に規定する標識は、
地上〇・四メートル以上一・二メートル以下の位置に
前方又は後方から見やすいように表示するものとする。
付ける範囲は数値化されているのですが
見やすいように表示というのが
とても曖昧な表現だなと感じますね。
車種別に理想の貼り場所を考えてみましょう。
セダン
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459.jpg)
セダンはトランクが独立した車種のことです。
前後の先端の面積が少ないことから
プレートを貼る部分は少ないです。
ナンバープレートやライト類を隠さないようにすると
貼る位置は限られてきます。
教習車にセダンタイプは多いので
見習って貼るのが早いでしょう。
クーペ
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459-1.jpg)
セダンと似てはいますが
より走りに追求した形となります。
トランクは独立していますが
ドアの数は2枚になっていることが多いです。
空気抵抗など考え、流線型になっているので
プレートを貼る場所はセダンより少ないです。
平らな面も少ないことから
練習には不向きといえます。
そもそもスポーツカーのような
馬力のある車で練習するのは自殺行為です。
オープンカー
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/946738-1-300x146.jpg)
貼りにくさはクーペと変わりないです。
天気が良い日は気持ち良い練習ができそうですが
「あいつ、仮免許だぜ」と
顔がモロ見えなのは耐え難いです。
仮免許の練習はひっそりと
地味な車で行うのが良いでしょう。
ステーションワゴン
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459-4.jpg)
ステーションワゴンは
セダンのトランクを上に拡張させ
より人を乗せれるようになった形です。
前面はセダンと変わりませんが
後面は広い面積になっているため
プレートを貼る場所を選びやすいです。
しかし、練習に使う車としては不向きで
前の長さの感覚が掴めないのと
バックするときの視界が悪いです。
車両感覚を掴むのに
あえてチョイスするのもアリですね。
ワンボックスカー
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/946738-300x176.jpg)
箱型になっている形で
前後共にプレートを貼る面積が広く
面も平らな部分が多いので
貼る場所には困りません。
運転席が前のめりになっているので
曲がるときのハンドルの切るタイミングと
バックの操作感覚が違うので注意しましょう。
普段からセダンに乗り慣れていると
運転席の位置の高さと位置は
なんか優越感がありますよね。
ミニバン
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459-5.jpg)
ワンボックスカーと似ていますが
少しノーズが出ているのと
ひと回り小さく、
より家庭用に向けた形です。
「ミニ」とついてはいますが
大きめのサイズとなっているので
練習車としては向いていないです。
いくら家族を多く乗せれても
仮免許練習中は助手席に1人しか
乗せることができません。
無駄な居住空間となります。
SUV
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459-2.jpg)
最近、流行りとなった
アウトドアに行く用に
悪路でも対応できる形です。
大きなタイヤを履いていたり
座高も高くなっているので
プレートを貼る場合、上下の範囲に
制限がかかってしまいます。
範囲は地上から40㎝以上120㎝以下なので
低い位置に貼ったとしても
すでに40cm以上の高さになるし
高めの位置に貼ると120㎝を超える可能性もあります。
ジムニーやハスラーなど 小さいSUV車もあるので
人気な車種だけに、家族が乗っていませんか?
ハッチバック
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/1145459-3.jpg)
ハッチバックはトランクが跳ね上げ式で
独立はしておらず、
コンパクトなサイズが多いです。
ステーションワゴンと同じくらい
プレートの貼る面積があります。
ハッチバックのほうが大きくないので
車両感覚が掴みやすく、運転しやすいです。
仮免許練習をするのに1番適しています。
プレートをつけなかったらどうなる?
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/04/4205935_m-1024x683.jpg)
仮免許練習中プレートをつけずに公道を運転した場合
「仮免許練習標識表示義務違反」という交通違反になります。
普通車・・・6,000円の反則金
大型車・・・7,000円の反則金
それぞれ1点の減点があるが
酒気帯びだと14点以上の減点となる。
反則金は罰金と違い、行政処分の扱いとなり
前科がつくこともない軽い違反なのですが
お酒を飲んだ状態となると話は別です。
免許がないのに減点される
不思議に思うかもしれませんが
まだ本免許を取っていなくても
減点されるとはどういうことでしょうか?
実は、免許を取った時点から減点されます。
留年した大学生みたいですね。
減点数が少なければすぐ運転できますが
6点以上の減点を仮免許中にしていると
いきなり免許停止か取り消しもあります。
最短でも30日間、おあずけ状態です。
まだフレッシュな初心者ドライバーなのに
いきなり免停なんて情けないですから
個人で練習する場合は特に安全運転しましょう。
まとめ
40㎝以上120㎝未満のナンバーや灯火が隠れない位置
車種により、貼る面積や難易度が変わる
つけずに運転すると「仮免許練習標識表示義務違反」
減点は本免許を取ってから引かれる
教習車は専用に工場で作っているので
仮免許練習中プレートをはめるところがありますが
自家用車では貼るところを探さなくてはいけません。
その中でもプレートを貼りやすく
車両感覚も掴みやすい車を選びたいところです。
運転しやすい車に乗ってるからといって
同じ人に何度も頼むは止めましょうね。
貸す度に事故る不安を持ちながら助手席に乗ってもらうなんて
寿命を縮めさせることになりますよ。
あなたなら誰に助手席に乗ってもらいますか?
↓ ↓ ↓
仮免許練習中を親に頼みたいのですが運転歴が3年以上ないとダメ?