ダウンフォースって聞いたことありますか?
風の力で揚力を抑えようということですが
一般車で本当に必要なんでしょうか?
見た目で付けてるならともかく
効果知ってないと人にオススメできないですよ!
ダウンフォースはいらない?
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/01/british-library-fFxgQidihO8-unsplash-scaled.jpg)
一般車にはダウンフォースはいらないです!
ロマンを壊してしまって申し訳ないのですが
色々と理由があるので解説していきます。
車が重い
スイスポ(ZC32S)の車両重量は1050gです。
この鉄の塊を押さえつけるためのダウンフォースは
車両重量にドライバーの体重を足した力は欲しいところです。
F1(フォーミュラー1)で使用されているレースカーは
平均で640㎏のドライバー込みの車両重量で
時速300㎞で走っている場合、
2000㎏のダウンフォースを発生しています。
理論上はトンネルの天井に張り付いて
走れるくらいのレベルで
ここまで極端にしないと意味がないです。
燃費が悪くなる
ただでさえ重いリアウイングを付けて
さらにダウンフォースを狙おうと考えると
全体の重量が重くなるのでエンジンに負担がかかり
結果、燃費が悪くなります。
燃費をことを考えると
反対のリフトフォースのほうが嬉しいですね。
燃費に特にこだわる世の中ですから
自動車メーカーは空力実験に力を入れてます。
リアウイングは何キロから必要か計算
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どうしてもリアウイングの効果を期待したい場合
時速70㎞以上は必要になってきます。
カーボン製のド派手なリアウイングを付けても
ほぼ高速道路しか効果がないわけです。
金額的にも割に合わないですよね。
しかし、ダウンフォースが生まれるのは
リアウイングだけではないのです。
ダウンフォースを狙うならボディ下
ダウンフォースを狙うのはウイングだけと思いますが
ボディ下に入ってくる空気も重要になってきます。
F1レースカーも上下、50:50の割合で
ダウンフォースを生みだしてます。
車高を下げたり、凹凸を無くすことで
車両下の空気を抜けやすくするのです。
ベンチュリー効果
車のボディ下の空気を通る道を狭くすると
ダウンフォース効果が期待できます。
例えば、ゴムホースから水が出ていて、
もっと遠くに水を飛ばしたい場合
ホースの口を指で潰して狭くしますよね?
これを「ベンチュリー効果」といって
車高を下げることにより空間を狭くすることで
空気の流れが早くなります。
早く抜ける空気は圧力がなくなり
上からの圧力が勝り、ダウンフォースを生むのです。
車は純正が1番
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2021/01/vintage-1950s-887273_1920.jpg)
各社、車メーカーは日々研究をしています。
その結果、売っている車たちですから
もちろんダウンフォースのことだって考えてます。
始めからリアウイングが装備されている車もあり
全体のバランスを考えて作っているのです。
それをわざわざカスタムして
バランスを壊す必要はあるのでしょうか?
純正のオプションパーツならまだしも
社外のエアロパーツとて
本当にダウンフォースを計算しているか謎です。
ほとんどが見た目重視でしょう。
それを理解した上でカスタムしましょう!
まとめ
一般車にはダウンフォースはいらない
軽量なボディと速度が必要
燃費が悪くなる
リアウイングは時速70㎞以上で効果を期待できる
車高を低く、ベンチュリー効果でダウンフォースが得られる
車は純正で1番効率が良くなっている設計
ダウンフォースがなんだのって語ってる人は多いですが
そんなに効果がないのは分かっていただけたことでしょう。
知識として持っておくことは無駄ではないので
検討している人がいたら説いてあげてください。
車のダウンフォースを得るよりも
人生では周りに左右されず、感情を一定に保つ
心のダウンフォースが必要です!
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