カーパーツ

ダウンフォースはいらない?リアウイングは何キロから必要か計算!

 

 

ダウンフォースって聞いたことありますか?

 

 

風の力で揚力を抑えようということですが

一般車で本当に必要なんでしょうか?

 

 

見た目で付けてるならともかく

効果知ってないと人にオススメできないですよ!

 

 

ダウンフォースはいらない?

 

一般車にはダウンフォースはいらないです!

 

 

ロマンを壊してしまって申し訳ないのですが

色々と理由があるので解説していきます。

 

 

車が重い

 

スイスポ(ZC32S)の車両重量は1050gです。

 

 

この鉄の塊を押さえつけるためのダウンフォースは

車両重量にドライバーの体重を足した力は欲しいところです。

 

 

F1(フォーミュラー1)で使用されているレースカーは

平均で640㎏のドライバー込みの車両重量で

時速300㎞で走っている場合、

 

 

2000㎏のダウンフォースを発生しています。

 

 

理論上はトンネルの天井に張り付いて

走れるくらいのレベルで

 

 

ここまで極端にしないと意味がないです。

 

 

燃費が悪くなる

 

ただでさえ重いリアウイングを付けて

さらにダウンフォースを狙おうと考えると

 

 

全体の重量が重くなるのでエンジンに負担がかかり

結果、燃費が悪くなります。

 

 

燃費をことを考えると

反対のリフトフォースのほうが嬉しいですね。

 

 

燃費に特にこだわる世の中ですから

自動車メーカーは空力実験に力を入れてます。

 

 

リアウイングは何キロから必要か計算

 

どうしてもリアウイングの効果を期待したい場合

時速70㎞以上は必要になってきます。

 

 

カーボン製のド派手なリアウイングを付けても

ほぼ高速道路しか効果がないわけです。

 

 

金額的にも割に合わないですよね。

 

 

しかし、ダウンフォースが生まれるのは

リアウイングだけではないのです。

 

 

ダウンフォースを狙うならボディ下

 

ダウンフォースを狙うのはウイングだけと思いますが

ボディ下に入ってくる空気も重要になってきます。

 

 

F1レースカーも上下、50:50の割合で

ダウンフォースを生みだしてます。

 

 

車高を下げたり、凹凸を無くすことで

車両下の空気を抜けやすくするのです。

 

 

ベンチュリー効果

 

車のボディ下の空気を通る道を狭くすると

ダウンフォース効果が期待できます。

 

 

例えば、ゴムホースから水が出ていて、

もっと遠くに水を飛ばしたい場合

ホースの口を指で潰して狭くしますよね?

 

 

これを「ベンチュリー効果」といって

 

 

車高を下げることにより空間を狭くすることで

空気の流れが早くなります。

 

 

早く抜ける空気は圧力がなくなり

上からの圧力が勝り、ダウンフォースを生むのです。

 

 

車は純正が1番

 

各社、車メーカーは日々研究をしています。

 

 

その結果、売っている車たちですから

もちろんダウンフォースのことだって考えてます。

 

 

始めからリアウイングが装備されている車もあり

全体のバランスを考えて作っているのです。

 

 

それをわざわざカスタムして

バランスを壊す必要はあるのでしょうか?

 

 

純正のオプションパーツならまだしも

社外のエアロパーツとて

本当にダウンフォースを計算しているか謎です。

 

 

ほとんどが見た目重視でしょう。

 

 

それを理解した上でカスタムしましょう!

 

 

まとめ

 

ダウンフォース

一般車にはダウンフォースはいらない

軽量なボディと速度が必要

燃費が悪くなる

リアウイングは時速70㎞以上で効果を期待できる

車高を低く、ベンチュリー効果でダウンフォースが得られる

車は純正で1番効率が良くなっている設計

 

 

ダウンフォースがなんだのって語ってる人は多いですが

そんなに効果がないのは分かっていただけたことでしょう。

 

 

知識として持っておくことは無駄ではないので

検討している人がいたら説いてあげてください。

 

 

車のダウンフォースを得るよりも

人生では周りに左右されず、感情を一定に保つ

 

 

心のダウンフォースが必要です!

 

 

 

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