エンジンがかかる仕組みって知ってますか?
ここではセルモーターの仕組みを分かりやすく解説します。
アイドリングストップってホントに必要性でしょうか?
これで愛車との付き合い方が変わりますよ!
セルモーターの仕組みを丁寧に解説
車のエンジンをかける時に鍵を差して回すか
エンジンスタートボタンを押します。
その時に「キュルキュル」と
音がした後にエンジンが始動します。
この「キュルキュル」がセルモーターが回っている音です。
鍵を回したり、エンジンスタートボタンを押すと
車のバッテリーから電気をもらい、セルモーターが回ります。
モーターの動力を使い、エンジンのピストンを動かすのです。
バイクのキックスタートや、
ボートのエンジンのヒモを引っ張るのも同じ原理です。
エンジンは自分の力では始動できないんです。
セルモーターは始めしか出番がない
エンジンを動かすという意味では重要なパーツですが
動いた後は役目が終わってしまいます。
漫才でいう「前座」のような存在ですね。
使用頻度が低いので
よほどのことがない限り、故障はない部分です。
寿命は10年以上と言われています。
セルモーターが回らない時の対処法
バッテリーが上がっていないはずなのに
セルモーターが回らない場合は叩くに限ります。
昔のブラウン管のテレビみたいですね(笑)
あまり出番がないパーツのため、中の部品が
固まっている可能性があるんです。
もう1人呼んで手伝ってもらい
エンジンをかけながらボンネットを開け、
セルモーターを棒で叩いてもらいましょう。
意外に動いたりします。
動いたらこっちのもんですが
同じようなことが起きることがあるので
電装系の整備工場でみてもらうことをオススメします。
アイドリングストップて必要?
正直なところアイドリングストップは
あってもなくてもどちらでもいい機能です。
メリットもあるが、デメリットもあります。
アイドリングストップのメリット
最大のメリットといえば燃費の向上です。
毎日、1時間のアイドリングストップが出来たら
年間で3万円程の燃費代節約になります。
同時に排気ガスの排出を抑えることができます。
アイドリングストップのデメリット
街乗りで信号などが多く、頻繁に停止や発進を
繰り返し行っているとセルモーターに負担がかかります。
同時にバッテリーにも影響してくるため、
バッテリー上がりのリスクが高くなります。
いくら車の性能が向上しているとはいえ
エンジン始動に使う力は大きいです。
アイドリングストップの体験談
先日、愛車スイスポを車検に出したとき
代車としてトヨタのRAIZE(ライズ)という車に乗りました。
最近の車に乗れるということで楽しみです。
5ナンバーの車の割に大きく感じる見た目で
流行りのSUVって感じですね。
スイスポ愛好家が乗った感想
ライズの排気量は1.0リッターのターボ搭載車です。
踏み込めば加速を感じますが
1.6リッターNAのスイスポほどではなかったです。
カーナビが大きかったり、サイドミラーに
車が接近を知らせてくれる機能があったりと
今の車では当たり前のような装備に驚いていました。
視点が高いので高級感もありますし
ヒートシーターがついた座席も乗り心地良いですね。
このライズにもアイドリングストップ機能があり
停止するたびにエンジンが停止します。
問題は発進するときで
エンジンが始動してからアクセルを踏むのに
異常にストレスを感じます。
これならアイドリングストップないほうがいいと思い
途中で機能をキャンセルするボタンの存在を知り
アイドリングストップをキャンセルして乗ってました。
慣れればなんてこないと思うのですが
普段からマニュアル車オンリーの私には
不要な機能だという感想です。
まとめ
モーターの動力を使い、エンジンを始動させるもの
セルモーターが回らない場合は叩く
アイドリングストップはあってもなくてもよい
ハイブリッド車や電気自動車には
セルモーターはついていないので
この先、セルモーターは絶滅する運命なのでしょうか?
ガソリン車をこよなく愛する私には
セルモーターにさえ侘しさを感じてしまいます。
愛車の車検はまだ大丈夫ですか?
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