ロアアームブーツの交換時期はどれくらいでしょうか？
ここではロアアームブーツの交換時期が分かります。
車検に関係があるって本当なのでしょうか？
車のパーツのことを知って、賢く付き合っていきましょう！
ロアアームブーツ交換時期はいつ？
ロアアームブーツの交換時期は5年と言われてます。
車のパーツ類の交換はほとんどが10年と言われてる中、
ロアアームブーツの交換時期が早いのは理由があります。
ブーツはゴムの製品
金属製品じゃないのが交換時期の早い理由です。
ブーツというのは女性が履いてそうな靴のことではなく
駆動を伝達する「関節」を守るためのパーツです。
関節は動くところですから
保護するカバーも動く素材でなければいけません。
外にむき出している
ロアアームというのは
リアタイヤのサスペンションの土台となっており
車体、タイヤともつながるパーツです。
車体の裏を覗いてみるとサスペンションが見えます。
そのサスペンションを支えている訳ですから
外にむき出しになっており、目視できます。
それだけ劣化が早いということですし
ゴム製なので、なおさら環境が悪いですよね。
車検に関係あるって本当ですか？
ロアアームブーツの点検は車検対象です。
車検は2年に1回、必ず訪れますが
その度、ロアアームブーツは点検するのです。
ブーツは重要なパーツ
車検で点検するほど重要なパーツです。
ブーツの中は、関節の動きを滑らかにするために
グリス(潤滑剤)が塗ってありますから
外に漏れないようにする役目もあります。
エンジンから生み出されたパワーを
直接タイヤに伝えることが出来れば
ロスなく効率的に走らせることが出来ますが
物理的には不可能です。
エンジンパワーの方向を変えて伝えてるので
方向が変わる部分には「ギヤ」や「ボールジョイント」が
関節の代わりとして使われています。
交換の見極め方法
車検で点検してくれることを利用し
交換時期か聞いてみるのが良いでしょう。
車検が出来る資格を持った人なら
交換時期か判断できるはずです。
車検を受けるときは
ブーツ関連の交換を視野にいれておくべきです。
ロアアームブーツ
ボールジョイントブーツ
ドライブシャフトブーツ
ステアリングラックブーツ
タイロッドエンドブーツ
スタビリンクダストブーツ
シフトレバーの根本の部分も
シフトブーツと呼ばれています。
昔のマニュアル車はゴム製でしたねー。
一緒に交換してもらう
いつもお世話になっているような整備工場であれば
部品の在庫があればついでに交換するのもアリです。
なかなか細かく点検する機会はないですし
車検との作業と合わせて行えるので
工賃を抑えられる可能性もあります。
ロアアームブーツの価格
ロアアームブーツ自体の価格は500円程度です。
パーツ代としては高くはないのですが
工賃が高くなってしまいます。
それなりの設備で分解する必要がありますからね。
2万円くらいは覚悟しておいたほうがようです。
それなら車検のついでに交換すべきですよね。
ロアアームブーツを長持ちさせる方法
交換時期が早いパーツではありますが
素材やメンテナンスで長持ちさせる方法があります。
耐久性のある素材に交換する
ブーツのほとんどがゴム製ですが
耐久性を高めるために、シリコンや
ウレタン樹脂が使われている物もあります。
価格は高くなりますが
劣化が早いなと感じるようであれば
交換してみてはいかがでしょうか？
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保湿のためにグリスを塗る
グリスはブーツの中に入ってるものですが
ブーツの外側に少量塗ることで
ゴムが潤い、亀裂が出来にくいです。
人間でいうと肌の保湿のようなことです。
年を取るとシワが出来やすいですからね。
ゴムのケアも定期的に出来るとよいですね。
まとめ
ロアアームブーツの交換時期は5年
ロアアームブーツの点検は車検対象
車検での点検を利用し交換すると工賃が安くなる
長持ちさせるには素材を変えるか保湿をする
ロアアームブーツの交換時期は5年ですが
車検で毎回見てもらえるのなら
２年おきに交換時期がくると考えていたほうが良さそうです。
ゴム製品だし、外部の影響がもろにありますから
こまめに見ておきたいパーツですね。
亀裂や破損に気付かず走っていたら
大きな事故につながる恐れもあるので
あなどれない存在ですね！
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