マニュアル車ならぜひマスターしたいブリッピング。
初心者に分かりやすくやり方を解説していきます。
ブリッピングは回転数とタイミングが大切です。
効果や必要なものかどうかも調べております。
今日からブリッピングしたくてたまらなくなります！
ブリッピングのやり方
ブリッピングはシフトダウンの時に行うテクニックです。
例えば ギヤを3速から2速でシフトダウンするとき、
一度クラッチを踏んでエンジンの動力を切ります。
2速にシフトレバーを入れ、再度クラッチを繋ぐ際
勢いよく戻すと衝撃(変速ショック)が起きます。
クラッチを繋ぐ前にアクセルを2,500回転くらいまで踏み
瞬時にクラッチを繋ぐと変速ショックが起きないんです。
これがブリッピングというテクニックで
空ぶかしに似ていますが意図的に行うものです。
習得するまで練習が必要になりますが
スムーズにシフダウンできた時は
思わずニヤけてしまうことでしょう。
ブリッピングのメリット
ブリッピングの1番のメリットは
素早くクラッチを繋ぐことが出来ることです。
大半の人はシフトレバーを操作してから
半クラッチで繋いでいます。
ブリッピングは半クラッチが必要なくなるので
その分、素早くシフトダウンをすることが可能です。
半クラッチはクラッチディスクの摩耗を早めるので
クラッチの寿命を長くするのにも有効です。
ブリッピングのデメリット
ブリッピングのデメリットは燃費の低下です。
アクセルを空ぶかしした分、ガソリンを余計に
使っていることになります。
一瞬の操作なので、実感はないですが
ブリッピングをずっと続けていけば燃費に差がでます。
クラッチの寿命をとるか？ 燃費をとるか？
どちらも外せない項目ですねー。
せっかくマニュアル車乗っているなら
ブリッピング使っていきたいですけどね。
自動でブリッピングしてくれる車
最近の車は優秀で、クラッチを繋ぐときに
適正なエンジン回転数まで
自動で上がってくれる機能があります。
トヨタのカローラスポーツに搭載された
インテリジェント･マニュアル･トランスミッションは
マニュアルに自信がない人にも後押しできそうな
すばらしいシステムではないでしょうか？
ブリッピングは公道で意味あるの？
正直なところ、公道でブリッピングは必要ありません。
でも無意識のうちにブリッピングをしている場面があります。
それは車の発進時です。
発進の時ってアクセルを2,000回転くらい踏んでから
半クラッチするって教習所で習いませんでした？
平たんな道ならアクセルを踏まなくても
クラッチ操作だけで進んでくれます。
私は教習所でそれに気付いて半クラッチで
車が動き出してからアクセルを踏んでたら
謎の指摘を受けたことがあります。
車の発進時に1番大きい力を使うので
助走をつけるようなイメージでアクセル踏むんです。
初めはどうしても半クラッチを使う必要がありますが
なるべく短い時間で終わらせたいので
ブリッピングを使い、1速からの発進と
1速から2速のシフトアップを素早く行いましょう。
右左折時のシフトダウン
交差点の右左折って2速で侵入するって
教習所で習いませんでした？
私は真面目なので今も忠実に守ってます(^^)
でもこれが意外と難しいんです。
減速に間に合わず、クラッチを踏みながら侵入するか
3速か4速で侵入している人もいると思います。
早めの減速をするのはもちろんなんですが
2速にブリッピングを使って減速しながら侵入できれば
曲がる前にシフトダウンを終えることができます。
カーブを曲がる間は歩行者や自転車が来る危険もあるので
運転の操作は単純にしておかなければいけません。
クラッチ操作に気を取られてブレーキを
踏み遅れることが考えられるので
カーブを曲がる前に2速にシフトダウンしておく
癖をつけておくようにしましょう。
まとめ
回転数を調整し変速ショックを抑えるテクニック
ブリッピングで素早くクラッチを繋ぐことが可能
クラッチの寿命を長くするのに有効
ブリッピングのデメリットは燃費の低下
公道でブリッピングは必要ない
発進時や右左折時には無意識のうちに使っている
近頃のマニュアルはブリッピングアシストやら
ヒルスタートアシストやらで
マニュアル車離れを防ごうとしているのでしょうか？
マニュアル車は自分で扱えてる感を楽しむもので
簡単操作にする必要ないと思います。
まぁ高い車が買える経済力がないだけですけどね…
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