最近はタイヤの空気に窒素を入れるところを
よく見かけるようになってきました。
どのような変化があるのでしょうか?
窒素タイヤに空気入れるメリット
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/sunset-570881_1920.jpg)
窒素タイヤと空気を混ぜても問題ありません。
そもそも空気には窒素が80%も含まれているからです。
混ざったところで変な科学反応が起こるわけでもないので
窒素が入れれなくても空気をいれれば大丈夫です。
窒素タイヤはパンクしない?
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/pexels-phenyo-deluxe-1486188-scaled.jpg)
窒素タイヤはパンクしにくいです。
窒素は酸素と比べてゴムを通り抜けにくいことが
科学的に証明されています。
あと膨張しにくいので環境による変化が少なく
パンクの要因を発生しにくくするのです。
窒素を入れるメリット
窒素にすると様々なメリットがあります。
窒素には空気が抜けにくい
ゴムを通りにくい特性から空気が抜けにくく
タイヤが低圧の状態になりにくいです。
燃費の向上
運転シーンが変わる前はタイヤの空気圧を変えたほうが
よいと言われてます。
高速道路や荷物を大きく載せて長距離を走るなど
高めの空気圧にしたほうがよいのですが
窒素は圧の変化が少ないので
より一定の空気圧で運転することができます。
それはエンジンの負荷にも影響があり
あわせて空気より若干軽い気体なので
結果、燃費が良くなることになります。
タイヤバースト時の被害軽減
タイヤバーストが発生すると
タイヤの中の空気が一気に放出されます。
空気の中には酸素も混じっているので
摩擦で熱せられたところに引火する危険性があります。
すべて窒素ガスになっていれば
窒素には引火性がないので
被害が軽減できるというわけです。
タイヤバーストの詳細はこちらも参照下さい。
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窒素を入れるデメリット
いい事尽くめの窒素なんですが、
デメリットはあるでしょうか?
追加料金の発生
タダで入手できる空気とは違いますので
抽出した窒素を使うことになります。
空気の80%が窒素なのであと20%足りません。
空気を窒素に入れ替える作業は
タイヤ1本あたり約500円ほでやってもらえます。
4本すべて入れ替える費用は約2,000円です。
店舗によってサービス内容が変わるので
入れ替える前に確認しておきましょう。
窒素を扱っている店舗を探す
まだすべての店舗で取り扱っていないので
最寄りの店舗を見つけておく必要があります。
大半のガソリンスタンドでは取扱うようになってきており
一度窒素に入れ替えると今後の窒素充填が無料になる
サービスを行っている店舗もあるようです。
メンテナンス不足になりやすい
空気と違い窒素はメンテナンスの回数は
減りますが完璧ではないです。
窒素タイヤだから大丈夫だと思って
放ったらかしにしがちになります。
定期的な空気圧チャックは行いましょう。
どのようにタイヤに窒素を入れるのか
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/wheel-1017023_1920.jpg)
素朴な疑問ですがタイヤの中を窒素だけにするのって
どうやって行うと思いますか?
窒素の注入は液体窒素の入ったボンベから
ポンプで送って上げれば良いだけなんですが
中の空気を抜かない限り純度100%になりません。
一旦、タイヤの空気をペシャンコになるまで抜き、
それから窒素ガスを入れるんです。
周りに空気がある状態で作業している以上
どうしても酸素は入ってしまいます。
なのでタイヤの空気を入れたり出したりして
限りなく純度100%に近づけていくんです。
かなり手間のかかる作業ですよね。
それ4本セットで約2,000円の価格で
やってくれるのはありがたいです。
レーシングカーや飛行機のタイヤは
もともと窒素が使われていますが
タイヤの空気の注入口が2ヶ所あり
空気を抜く用と窒素を入れる用で分かれてます。
まとめ
窒素タイヤに空気を混ぜても問題なし
窒素タイヤはパンクしにくい
4本で約2,000円の費用がかかる
地球上にはいろんな気体があるので
他にも候補があるのですかね。
二酸化炭素、水素、アルゴン・・・
どれも抽出方法に費用がかかりそうです。
アンモニアタイヤとかイメージ悪いですね。
なんかあの車、臭いぞってなります。
事前に予約が取れるネットサービスがあります。
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エネオスでタイヤ交換の料金はどれくらい?事前に予約は取れるの?