車関係の動画を見るのが好きで
スイフトスポーツのレビューを見ていたら
「3速を2000回転で回してもノッキングしないねー」
って言ってました。
使い方あってるのでしょうか？
ノッキングの意味
ノッキングとは
エンジンが金属性の打撃音及び
打撃的な振動を生じる現象
のことです。
音でいうと
「カラカラカラ」と
乾いた感じの音がします。
まだ速度がでていない状態で
大きめのシフト(3速、4速)で
低回転域でアクセルを踏んだ直後に
ノッキングしやすいです。
実はノッキングは低回転域だけではなく
エンジンを高回転域まで回していく途中で
発生するケースもあります。
街乗りならないですが、
高回転域のノッキングは
エンジンの破損につながるので
注意が必要です。
ノッキングの原因
簡単に言うと
車の欲しがっている力と
それぞれのギヤからの力が
噛み合っていない状態です。
仕組みを説明すると
内燃機関の異常燃焼が原因です。
エンジンの中にある、
ガソリンと空気の混じった気体が
溜まった容器の中に
電気で点火させると爆発する。
そのエネルギーを動力に変えるところ。
本来はコンピューターで
爆発は管理されていますが
勝手に爆発しちゃうときがあるんです。
もっと力が欲しい・・・
勝手に爆発して力を得ようとする
こんなイメージですね。
カーボンスラッグ
もうひとつの原因としては
カーボンが溜まっているからです。
物を燃やしたときに出る黒い「炭」のようなものです。
内燃機関で爆発を繰り返していると
どんどんカーボンは溜まっていきます。
周りにある装置がカーボンで汚れれば
精度も落ちてきますので
勝手に爆発しやすくなります。
ノッキングの対処方法
対処方法としては
運転の方法とカーボンの除去があります。
運転の方法
一言でいってしまえば
ローギアを多用するです。
マニュアル車に限っての話しですが
ローギア(2速あたり)を使用すれば
前に進もうとする力が強いので
制御された爆発だけで走れるようになり
勝手に爆発しなくなります。
勝手に爆発しないとうことは
カーボンも付きにくくなるということです。
カーボンの除去
いくらカーボンをつけないよう気を付けていても
年数が経てば付着します。
かといってエンジンを分解して掃除なんか出来ません。
一番の対策はガソリンに「添加剤」を入れることです。
カーショップで売られています。
成分を見て愛車に適した添加剤を使って下さい。
ハイオクガソリンを入れる
高性能な車がノロノロ走っていると
カーボンが溜まりやすいです。
高性能は車はハイオクガソリンを
推奨しているので
ケチらずハイオクを入れましょう。
まとめ
エンジンが金属製の打撃音及び打壁的な振動を生じる現象
車の力とギヤの力が噛み合っていない状態
低速域でも高速域でもノッキングする
ノッキングが多いとカーボンが溜まりやすい
ローギアを多用してノッキングを回避
ガソリンに添加剤を入れ、カーボンを吹き飛ばせ
ハイスペックな車ならハイオクガソリンを
ノッキングは悪い現象ということですが
ノッキングになるギリギリの辺りのが
性能や効率を考えると一番ベストなので
ギヤの選択はとても重要ですね。
ローギアで高回転域までエンジンを回すと
近所迷惑になりますので
誰もいない広い場所で
カーボンを吹っ飛ばしてやりましょう！
スピードは控えめに。
あとがき
自分のコンディションによって
シフトのフィーリングが変わることありませんか？
キレイにシフトが入り続けると
気持ちが良いものです。
安定した気持ちが良いシフトの入れ方を
日々模索しておりまして
ひとつ見い出せたのが
シフトノブの持ち方です。
今まではどのシフトに変える時も
同じ持ち方でやってました。
それを動かす方向によって持ち方を
変えてみたら、気持ちが良い
シフトチェンジの確率が上がったのです。
そんなの当たり前か(笑)
シフトノブの持ち方にこだわる
変な性格の持主です。
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