なんか車が真っ直ぐ走らない気がする・・・
それ、タイヤの角度がズレているかもしれません。
車検に通らないので調整してもらいましょう。
サイドスリップとは
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/landing-gear-4455332_1920.jpg)
サイドスリップは
ハンドルを真っ直ぐの状態から前に車を動かした時
どれだけ横にズレるか数値化したものです。
車検での検査対象となっており
1メートル進んでプラスマイナス5ミリの
間に入っていれば合格です。
ダメならタイヤの角度を調整する必要があります。
トー角
車を上から見たときの
左右のタイヤの角度の事を「トー角」といい、
タイヤ前面が内側に「ハの字」になっているのは「トーイン」、
外側になっているのは「トーアウト」と呼びます。
平行になっているのが良いのですが
若干、トーインにすると
直進安定性が良くなります。
サイドスリップが適正でない場合は
左右のタイヤのトー角が揃っていない
可能性が高いです。
サイドスリップの調整はどこで?
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/car-repair-362150_1920.jpg)
サイドスリップは車検が対応できる
ピットを完備しているところでやってもらえます。
作業自体はそんなに難しいものではありません。
ブレーキの裏に「タイロッド」という
伸縮が出来る金属の棒がタイヤと駆動軸を
支えているように付いてます。
これを調整してトー角を変えます。
規格が合うレンチが数本あれば
タイロッドは伸縮させれますが
現在どのくらいの角度なのか
目で見ただけでは分かりません。
自分で分かる方法がありますが
ジャッキアップや専用の調整器具(テスター)が
必要になります。
サイドスリップの料金や工賃
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/spanner-3013129_1920.jpg)
サイドスリップだけの点検、調整であれば
3000円~5000円程度で出来ます。
設備さえ整っていれば
作業自体は簡単ですからね。
タイヤの角度全体を点検・調整するには
「アライメント調整」がありますが
費用は2万円~3万円程度はかかります。
キャンバー角
![](https://suisupo32tuning.com/wp-content/uploads/2020/10/anastase-maragos-qWINRFvLemM-unsplash-scaled.jpg)
同じくタイヤの角度には
「キャンバー角」というものもあります。
トー角が車を上から見たときに対して
キャンバー角は前後から車を見たとき
タイヤの上部が内側に「ハの字」に
なっているのは「ネガティブキャンバー」で
タイヤの上部が外側になっているのは
「ポジティブキャンバー」といいます。
理想は「ニュートラルキャンバー」の状態ですが
路面状況や積載量、走行シーンによって
キャンバー角は変化します。
一概にニュートラルが良いとは言えません。
見た目の迫力重視で過度にネガティブキャンバーにする
通称「鬼キャン」という改造もありますが
タイヤが偏って摩耗します。
それでもって人は自己責任ですね。
まとめ
どれだけ横にズレるか数値にしたもの
1メートル進んで、誤差が+-5ミリ以内なら合格
点検費用は3000円からは程度
トー角は「ハの字」がトーイン、逆がトーアウト
キャンバー角は「ハの字」がネガキャン、逆がポジキャン
タイヤの角度調整は他にもあって
「キャスター角」と言って
前輪のステアリング舵角調整もあります。
複雑に入り組んだタイヤの角度なんですが
すべての調整を総称して
「アライメント」というんです。
アライメント調整って言葉はよく聞きますね。
言葉は知ってても、
意味を知らない人がけっこういるので
この機会にぜひ覚えておきましょう!
サフェーサーの使い道知ってますか?
↓ ↓ ↓ ↓