なんか変な音がするな・・・
いつものようにドライブしようとしたら
どこからか異音が聞こえてくる。
それは車からの SOSサイン です!
車の発進時にタイヤから異音
タイヤからの音は軽症なので
原因さえ分かれば対応が簡単です。
キキキー
タイヤから「キキキー」みたいな音がする場合は
スキール音といって、異常ではないです。
スキール音が頻発する、
新しいタイヤなのに出る、といったケースは
タイヤの空気圧不足の可能性があります。
ギシギシ → ゴトゴト
ホイールナットが緩んでいる可能性があります。
ギシギシ程度ならまだ大丈夫ですが
ゴトゴトに音が変化すると
タイヤがホイールごと外れます。
ホイールを締めている「ナット」が
緩んでいる可能性があるので
レンチで増締めしましょう。
トントン
加速していくにつれて
トントン音も早くなるケースは
タイヤの溝に大きな石が挟まっていたり、
縁石などで車体下をこすってしまった時や
ホイールに異物が入っている可能性があります。
タイヤの溝に小石が詰まっている場合は
取り除いたほうがよいのでしょうか?
気が付いたら取り除きましょう。
異音の原因のもなりますし
飛石することもあります。
歯に食べ物が詰まったら気持ち悪いように
愛車の不満も解消してやりましょう。
音から判断する診断方法
タイヤだけではなく、車からはいろんな
SOSサインが聞こえてきます。
しっかり車の声を聞いてあげましょう。
決してパンダの名前を考えているわけではありません。
キュルキュル
タイミングベルトやファンベルトが
滑って出る摩擦音です。
自分で交換するには難易度が高いですし、
重要な役割を持っている部分なので
整備工場で点検してもらいましょう。
カリカリ、キンキン、カンカン
冷却水不足によるオーバーヒートの末期症状です。
ここまでくると白煙も出てるはずです。
オーバーヒートしたまま走行すると
エンジンが焼けて破損します。
安全に停車できる場所に移動させ
JAFやロードサービス等の救助を依頼しましょう。
救助が来る前に自動車にある程度詳しい方であれば、
冷却水を確認しましょう。
重要なのは冷却水が残っているのかどうかの確認で、
残っていればエンジンを切らずに
アイドリング状態で待機。
残っていなければエンジンを切って
それ以上走らないようにして下さい。
ゴロゴロ、ガラガラ
アクセルを踏んだ時
重ためのゴロゴロ、ガラガラといった音は
エンジンオイルが不足している状態で
エンジンが破損してしまう可能性があります。
足元の方から聞こえるのであれば
動力伝達系が原因です。
ギアやベアリングの摩擦や、破損があります。
どちらも車が止まってしまうこともあるので
早めに整備工場で点検してもらいましょう。
キーキー
ブレーキパッドがすり減っている状態です。
交換の時期になったら異音で知らせてくれる
設計になっているので
整備工場で交換してもらいましょう。
バラバラ
アイドリング中や走行中に
普段よりも排気音が大きく異音がする場合
マフラーの破損や腐食の可能性があります。
非常に音が大きいので、近所迷惑にもなります。
症状によってマフラーの交換が必要です。
キーン
アラレちゃんではありません。
ハイブリッドカーや電気自動車にある異音で
モーターや制御関係に不具合が出ているサインです。
まとめ
キキキー・・・タイヤの空気圧不足
ギシギシ、ゴトゴト・・・ホイールナットの緩み
トントン・・・タイヤの溝かホイールに異物
キュルキュル・・・タイミングベルト、ファンベルトの滑り
カリカリ、キンキン、カンカン・・・オーバーヒート
ゴロゴロ、ガラガラ・・・エンジンオイルが不足、動力伝達系
キーキー・・・ブレーキパッドの摩耗
バラバラ・・・マフラーの破損や腐食
キーン・・・モーターや制御関係の不具合
人によって音の表現なんて無限にあります。
車の構造は複雑ですから
自分でもたまにはボンネットを開けて
冷却水やエンジンオイルをチェックしたり
プロにのこまめな点検を怠らないようにしましょう。
恋人と同じです。
何もせず放置していたら怒ります。(点検不足)
食事に誘う。(ガソリン補給)
車検くらいしか整備しない。(記念日忘れた)
相手は機械ですが、生きてます。
不満を口で言わず、
急に分かれ話を切り出すタイプです。
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