仮免許を取ると公道での練習が始まります。
普段は教習車なので気にしないですが
他の車で練習するのに仮免許練習中プレートが必要です。
ここではどのように付けたらよいのか解説します。
堂々と公道練習に行きましょう!
仮免許練習中プレートは前後同じサイズ?
仮免許プレートは前後同じサイズでなくてはいけません。
ナンバープレートだって前後同じサイズです。
仮免許プレートのサイズは170㎜✕300㎜、
ナンバープレートのサイズは165㎜✕330㎜で
若干ですが同じサイズではありません。
仮免許プレートを前後で計2枚付ける場所は
どこでもよいという訳ではありません。
仮免許練習中プレートを付ける位置
前後共通で取り付け位置が定められています。
高さは地上から40㎝以上、120㎝以下の範囲、
幅は車の全幅からはみ出ないにしましょう。
プレート全体が枠の中に収まるようにします。
フロントガラスの内側はダメ?
仮免許プレートをダッシュボードに置くのは禁止です。
ダッシュボードの高さは120㎝以上の高さにあります。
なので範囲の枠からはみ出てしまいます。
ナンバープレートをフロントガラス内に置いているのを
昔はよく見かけましたけどねー。
警察の見解では例え事故でナンバープレートが
全面に取り付けられない状態でも
ダッシュボードに置いての走行はダメなようです。
マグネットタイプが便利
車のボディは金属でできているので
磁石が引っ付きます。
自作で作るのもよいですが
裏がマグネットになった仮免許プレートが売ってます。
価格も2枚セットで1,000円ほどなので
検討してみてはいかがでしょうか?
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2021年4月から改正がある
2021年の4月からナンバープレート取り付けに対し
ルールが厳格化されるんです。
2016年4月にも改正があったのですが
「車のナンバープレートは見やすく表示」と
曖昧な表現となっていました。
今回の改正では細かく取り付け方が設定されています。
四輪車のナンバープレート取り付け基準
項目 | フロント | リア | ||
プレートの上端1.2m以下 | プレートの上端1.2m超え | |||
位置 | ナンバーが見やすい位置にあること |
|||
角度 | 上下 | 共に10°まで | 上向き45°、下向き5° | 上向き25°、下向き15° |
左右 | 左向き10°、右向き0° | 左向き5°、右向き0° | ||
回転 | 水平 | |||
カバー、飾り | 禁止(フレームや盗難防止ボルトカバーはOK) | |||
フレーム | 上部 | 幅10㎜以下、厚さ6㎜以下(幅が7㎜以下なら厚さ10㎜以下) | ||
下部 | 幅13.5㎜以下、厚さ30㎜以下 | |||
左右 | 幅18.5㎜以下、厚さ30㎜以下 | |||
ボルトカバー | 直径28㎜以下でナンバーにかからないもの | |||
その他 | 確実に固定してあり、折り返していないもの。 |
ナンバーが見やすい位置ということは変わりませんが
注目すべきは左右の規定角度が違うことです。
左右の角度規定が違うことに注意
フロントなら左が10°までで右は0°、
リアなら左が5°までで右は0°です。
これは日本が左車線の国だからで
歩道からナンバーが見やすくするためです。
車を改造してセンターのナンバープレートを
左右どちらかに移設している車がありますが
車の右側にナンバーが付いていると
右の角度が付く可能性があり、違反となります。
これからナンバープレートを移設を検討している人は
車の左側にナンバーがくるように考えましょう。
まとめ
仮免許プレートは前後同じサイズでなくてはいけない
仮免許プレートのサイズは170㎜✕300㎜
取り付け高さは地上から40㎝以上、120㎝以下の範囲
仮免許プレートをダッシュボードに置くのは禁止
2021年4月からナンバープレート取り付けの改正がある
左右の規定角度が違うことに注意して移設する
前置きインタークーラーなどの交換で
ナンバープレートを横にズラす分には問題ないですが
角度の規定も加わると考えものですねー。
ドライブレコーダーの進化による画像記録や
煽り運転の対象にもなりかねないので
下手なナンバープレートの改造には気をつけましょう。
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