車好きならツライチには憧れますよねー。
1番簡単なカスタムと言えばホイールスペーサーです。
あまり車に詳しくない方なら安易に考えてしまいますが
危険なところもあることを理解して
安全にチューニングを楽しんでいきましょう!
ホイールスペーサーは5mmが限界
一般的にホイールスペーサーは5㎜が限界と言われてます。
個人的にはもっと幅の太いスペーサーでも
いけそうな気はするのですが、問題があります。
5㎜のスペーサーが限界な理由
車体のブレーキのところから伸びている
ホイールを装着するためのハブボルトの長さは決まっています。
ホイールを取り付け、はみ出ているボルトに
ナットを締め付けるのですが
ホイールスペーサーを入れることにより
はみ出ているボルトの長さが短くなります。
つまりナットの奥までボルトが入っていない状態です。
ナットが5回転するくらい まで
取り付けられていれば問題ないですが
浅い締め付けとなると、いくら強くナットを締めていても
ボルトのネジ山にかかる負担が大きくなり
最悪、脱輪する危険があります。
8㎜や10㎜のスペーサーも売られている
ここで疑問が出てくるのですが
世の中には 8㎜と10㎜のスペーサーも販売されています。
販売されているということは取り付けてもいいのではないかと
思うかもしれませんが、加工が必要になります。
8㎜や10㎜のスペーサーを取り付けたい場合
長いボルトに交換 すればよいということですが
ブレーキを分解する手間が増えますし
ハブボルトが長くなると耐久性が低下します。
いろんなリスクを踏まえて、
ホイールスペーサーは5㎜までと考えましょう。
ホイールスペーサーは車検には通るの?
基本的にタイヤがフェンダーからはみ出ていなければ
車検には問題なく通ります。
車検の規定内容にはスペーサーのことは書いてないからです。
しかし車検を行うのは人間ですから
危険と判断されることもあるでしょうし、
ギリギリのツライチを狙っている車だと
車検に通らないので、心配なら外しておきましょう。
ワイドトレッドスペーサーの取り付け
ワイドトレッドスペーサーはホイールスペーサーと違い
スペーサーとハブボルトが一体化 しており
ハブボルトの短さをカバーしています。
10㎜を超えるスペーサーでも十分なボルトの飛び出しを
確保できるので、よりワイドにホイールを外に出せます。
ワイドトレッドスペーサーのメリット
1番のメリットは厚いスペーサーでも付けれることです。
その他に違う規格のホイールが装着出来ることもできます。
例えば4穴のハブ穴数のホイールに5穴のホイールを
履き替えれることも条件次第で可能になります。
ホイールの選択幅が広がるのは嬉しいですよね。
ワイドトレッドスペーサーのデメリット
ブレーキから直接伸びているボルトに
直接ホイールが付いていないのと
ホイールが車体から遠くになっているので
耐久性が低下しています。
あと、ホイールとブレーキの距離が離れるので
ブレーキの存在が見えづらくなり、見た目に影響します。
価格もホイールスペーサーより高価になります。
ワイドトレッドスペーサーの注意点
ホイールによってはポン付け出来ないこともあります。
ブレーキから出ているハブボルトの先端が
ワイドトレッドスペーサーの面から飛び出している状態のとき、
ホイールの取り付け面に はみ出たボルトをカバーする
逃げ加工がしていないと、
ボルトの先端を削ってホイールとの設置面から
はみ出さないようにしなければいけません。
ホイール選びの参考にして下さい。
まとめ
ホイールスペーサーは5㎜が限界
ハブボルトを長く加工すれば太いスペーサーでも取り付け可能
タイヤがフェンダーからはみ出ていなければ車検には通る
ワイドトレッドスペーサーなら耐久性を保つことができる。
ホイールスペーサーはツライチを目指すために
微調整をする目的で、最後の砦というべきパーツです。
スペーサーだけでツライチにしようとすると
無理なスペーサーの装着になってしまいます。
綿密な計算によるホイール選びをして
スペーサーをハメず、ツライチにするのが理想ですが
これがなかなか難しいんですよねー(T_T)
皆様が理想のホイールに出会えることを祈っております。
オフセットの記事も書いてますので良かったらどうぞ!
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