ZC32S

チャコールキャニスターの構造をシンプルに解説!初心者も点検出来る?

 

 

チャコールキャニスターって知ってますか?

 

 

排気ガスの有害物質の排出を抑えるための

フィルターのような存在です。

 

 

どんな構造をしているのか分かりやすく解説します。

 

 

自分で出来るセルフチェックもありますよ!

 

 

チャコールキャニスターの構造

 

チャコールキャニスターはエンジンルームにあり

エンジンと燃料タンクとをホースで連結しています。

 

 

小さめの黒いポリタンクのような形状をしており

エンジンかバッテリー付近にあることが多いです。

 

 

チャコールキャニスターの中には「活性炭素」が入っており

タンクを通過した空気は浄化される訳です。

 

 

浄水器をイメージすると分かりやすいですね。

 

 

 

 

ガソリンは常に揮発しています。

 

 

揮発したガソリンが大気中に混ざれば

地球環境が悪くなるので

 

 

チャコールキャニスターを通し

浄化されてエンジンへと吸入されています。

 

 

チャコールキャニスター無しでも走る

 

空気の浄化が目的でついているパーツですので

走行上問題はありません。

 

 

しかし、ガソリンは常に揮発しているので

大気汚染につながるのと

車内がガソリン臭くなります。

 

 

そもそも排ガス規制により車検対象のパーツなので

放置していてはいけないです。

 

 

チャコールキャニスターの点検

 

チャコールキャニスターの性能を確認できる

誰でも出来る簡単な方法があるんです。

 

 

給油するときに疑問に思ったことありませんか?

 

 

給油キャップを開けたときの「プシュー」音

 

給油キャップを開けたときに「プシュー」って

炭酸ジュースのフタを開けたときのような

音を聞いたことがあると思います。

 

 

あれはガソリンが揮発したときの

タンク内に溜まっていたガスです。

 

 

この症状を使い点検ができます。

 

 

点検方法

 

 

ここで誰でも出来るセルフチェックを紹介します。

 

 

チャコールキャニスター点検

① エンジンをかけ、暖気運転させる。(15分程度)

 

② 燃料キャップを一旦開け、大気圧にする。

 

③ 燃料キャップを閉め、1分待つ。

 

④ 再び燃料キャップを開ける。

 

 

 

このとき、「プシュー」音があると

チャコールキャニスターの故障の疑いがあります。

 

 

燃料キャップを開けたときに

ガソリン臭ければ異常なし。

 

 

臭くなければ異常の可能性が高いです。

 

 

フィルターの目詰まりがほとんどなので

交換が必要になってきます。

 

 

チャコールキャニスターの交換費用はどれくらい?

 

チャコールキャニスターの純正新品は平均11,576円、

オークションでの平均落札価格は4,426円です。

 

 

作業時間の割に工賃が高い

 

車に詳しい人なら30分もかからずに

終えてしまうような作業ですが、

 

 

ディーラーに持っていくと

3万円程の作業工賃がかかるようです。

 

 

できれば自分でやりたいですが

他の点検と合わせて交換するのがよいでしょう。

 

 

チャコールキャニスターの交換時期は?

 

運転の仕方で変わってきますが

10万キロを目処に交換しましょう。

 

 

ただし、運転していてたまにガソリン臭かったり

簡単な点検をして異常かも? と思ったら

相談して交換したほうがよいです。

 

 

車検での検査対象パーツにもなるので

異常があれば知らせてくれます。

 

 

まとめ

 

チャコールキャニスター

「活性炭素」が入っており、燃料タンク内の空気を浄化

走行上問題はないが車検対象なので放置厳禁

燃料キャップを開けたときの「プシュー」音で診断可能

純正新品は平均11,576円、平均落札価格は4,426円

工賃は3万円前後するので他の作業と合わせてやる

交換時期は10万キロを目処に

 

 

冬の寒い時期になると

車のマフラーから出る排気ガスが

白い煙となって目に見えるようになります。

 

 

それを見る度に「環境破壊してるなぁ」と

胸が痛くなるんです。

 

 

スイスポというもろガソリン車を乗っている

私が言うセリフではないのでしょうけど…

 

 

 

ドライブは楽しいですねー♪

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2020年12月17日富士山ドライブに行った時のルート感想ブログ